ブランドの根幹にある「思想」と「関係性」— andlrokが描く、高付加価値アパレル経営の真髄
2026年3月10日、INFINITY JAPANは大阪市中央区に拠点を構える「AND CLOTHING株式会社(andlrok)」を訪問しました。
今回の訪問の目的は、単なる情報収集に留まりません。
今後、YUUKIKAKUgroup内で立ち上げを予定している新ブランド「RinDoJapan」の設計を見据え、実際にブランド運営を行っている経営者から直接その哲学を学ぶ、極めて実務的なヒアリングとして実施されました 。
顧客第一の「オーダー取引」が育むブランド価値

代表取締役の伊庭淳二氏との対談を通じて浮き彫りになったのは、「思想があるからこそ継続できる」という強い信念です 。
andlrokの運営において特筆すべきは、在庫を大量に抱えて販売する一般的な物販型ではなく、顧客一人ひとりと向き合う「オーダー取引」を軸としている点です 。
- 顧客対応の積み重ね: 単に商品を売るだけでなく、対話を通じて関係性を積み重ねること自体がブランド価値を形成しています 。
- 現場視点の工夫: 顧客第一の姿勢を貫くことで、価格競争に巻き込まれない「価値の伝え方」を実践しています 。
ラグジュアリーな世界観と徹底した素材へのこだわり

事務所内に一歩足を踏み入れると、そこには黒と金を基調としたラグジュアリーな世界観が広がっていました 。伊庭氏の「思想と行動の一貫性」は、プロダクトの細部にまで宿っています。
- 至高の素材: 全てカシミヤで仕立てたジャケットや、強いこだわりが反映されたレザー素材 。
- 独自の仕入れ: イタリア現地へ直接赴き、人との交流を通じて価値を深める仕入れ姿勢や、アンティークカルティエなどの独自性の高いセレクト 。
- 体験の設計: 商品の質だけでなく、空気感・背景・体験まで含めてブランドの格を高める設計がなされています 。
未来への展望:アパレルを核とした多角展開

今回のヒアリングは、今後のINFINITY JAPANの事業展開において大きな指針となりました。特に、アパレルを単体として捉えるのではなく、「周辺領域を含めた複合ブランド」として育てる可能性について深い示唆を得ました 。
1. 「RinDoJapan」との接続
高品質・高単価でありながら、在庫リスクを抑えつつ顧客との深い関係性を築くオーダー型モデルは、新ブランド「RinDoJapan」が目指すべき方向性と合致しています 。
2. ライフスタイル領域への横展開
アパレルで構築した世界観をベースに、以下のような多角展開が視野に入っています :
- 香りの展開: ディフューザーやアロマキャンドル 。
- 工芸との融合: 木や石とレジンを組み合わせた一点物のオブジェ 。
- 視覚的発信: 映像や写真を通じて、プロジェクトの「空気感」そのものを伝えるクリエイティブ戦略 。
結びに代えて
「事業は売ることだけでなく、関係性の積み重ねで成り立つ」 。 今回のandlrok訪問で得たこの学びは、商品を売るのではなく「ブランドの価値を売る」構造を構築するための重要な軸となります 。
INFINITY JAPANは、今回の貴重な知見を糧に、より深化させたアパレル事業の展開を目指してまいります 。
取材協力: AND CLOTHING株式会社 / andlrok 代表取締役 伊庭淳二 氏
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